【学校の勉強が面白くない】と感じる理由と対処法
- 高石 司(ライブラ代表)
- 2019年11月8日
- 読了時間: 17分
更新日:4月21日

こんにちは。
当ブログでは、皆さんの日常の勉強活動に役立つ様々な情報を案内しています。
本日のテーマ
学校の勉強が面白くないのはなぜ?
→根本的な原因と対処法を紹介
INDEX
◯ 前書き ① スマホアプリはなぜ面白いのか ② 学校の勉強が面白くない理由 ③ 面白くない授業の活用方法 ◯ まとめ
記事作成者

大学受験専門の個別指導塾
ライブラ京橋校担当|高石 司
趣味:吹奏楽鑑賞&演奏・動画編集
関西大手進学塾にて(なぜか)新卒一年目より新規開校校舎長を担当。運と上司に恵まれて、全54校舎(当時)でトップの校舎成長率を達成。エリア統括職を経て2018年に退職、翌年ライブラ京橋校を設立。
塾外での正しい勉強習慣を定着させる「ラクな学力の伸ばし方」のサポートに注力し、近畿圏の国公立大、関関同立や産近甲龍を中心に毎年多くの合格者を輩出。

前書き
身近にある面白いモノの一例として、スマホアプリを思い浮かべる人は多いかと思います。
SNSアプリのタイムラインやYouTubeの"オススメの動画"などをポチポチしていたら、いつの間にか2〜3時間近く経っていた経験は誰しもあるでしょう。
さらに、いつでも手軽に遊べて魅力的な無料ゲームアプリも豊富です。どうにか面白そうなものをいくつかピックアップしても、全部やるには時間が全然足りません。
対して、次のように感じた経験をお持ちの方も少なくないかと思います。
「なんで学校の勉強って、こんなに楽しくないんだろう......」
面白いものには面白く感じさせる理由が、そうでないものにはその原因があります。
本記事では、スマホアプリと学校の授業のつくりや性質を比較分析することで「つまらなさ」の主な原因を考察し、後半では具体的な対処法を紹介します。
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① スマホアプリはなぜ面白いのか
皆さんが普段利用しているスマホアプリには、一人でも多くのユーザーに面白いと感じてもらうために膨大な知恵や創意工夫が散りばめられています。
サービスの利用者である皆さんをいかに楽しませるか試行錯誤することが、アプリ開発者にとって仕事そのものであると言っても過言ではないでしょう。
皆さんが知っているような有名アプリやゲームの開発者たちは、いわば人を楽しませるプロフェッショナルなのです。
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たとえば、FGOや原神といった「よくあるタイプ」のゲームアプリの運営について考えてみます。
① 新ステージやアイテムを定期的に追加
→ プレイヤーの成長速度をほどよく調整し、早々にコンテンツに飽きさせないための工夫が見てとれます。
② 強力かつ魅力的な新キャラを順次実装
→ これまでの成長限界を突破させ、新規コンテンツの獲得意欲の増加、さらにSNSやコミュニティでの話題性促進が意図されています。
③ ログインボーナスや期間限定イベント
→ 毎日ログインすること自体がご褒美となり、アプリにアクセスする強い動機づけとなるのは言うまでもありません。
このように、ユーザーにとって毎日プレイするのが当たり前となる環境を丁寧に設計しているのが分かります。一度掴んだユーザーをなるべく手放したくないのです。
SNSアプリも同様で、ホーム画面のデザインや操作性がたびたび変更されるのは、皆さんがアプリをより使いやすくするためです。
Twitterの名称が"X"に変わってから色々な機能が追加・変更されているのも、ユーザーがアプリを利用する時間を少しでも伸ばそうと画策するイーロン・マスク氏の思惑が見えますね。
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アプリ開発者の"目論み"
スマホアプリの開発者は24時間365日、あなたを楽しませる努力を惜しみません。
その理由はシンプルかつストレート。彼らにとって事業成功の条件が「あなたをより一層楽しませ続ける(=アプリを利用させる)こと」だからです。
というのも、ほとんどのアプリ運営会社のビジネスモデルは、アプリ内課金の有無に関わらず皆さんがアプリを利用すればするほど大きな利益を生む仕組みになっています。
インスタグラムやTikTok、X(旧Twitter)等を有料プランで利用している人はほとんどいないと思いますが、それでもこれらの会社は広告収入等によって毎月莫大な収益を叩き出しています。私たちが有料プランで広告を消しても消さなくても、イーロン・マスク氏はどのみち儲かるわけです。
ソーシャルゲーム等においても同様で、多くの無課金・微課金ユーザーがいるからこそ、重課金ユーザーが他プレーヤーに対して優越感を覚えやすくなるため、結果的にサービスの継続につながっています。
一方で、巨額を投じて製作されたアプリやゲームがコケてしまうと、会社経営が大きく傾いて企業買収や社員のリストラ...あるいは会社そのものが倒産することもあります。
自社アプリの面白さを追求することは、彼らの生活やキャリアと直結しているのです。
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普段、私たちは自らの意思でスマホアプリを起動して様々なコンテンツを楽しんでいると考えていますが、生活習慣の大部分がサービスの開発者にとって都合のいい方向へと誘導されている側面も認識しておくべきでしょう。
ちょっと暇な時間にふとスマホを取り出して、ほぼ無意識でツイッターやインスタを開いていること、ありませんか?(ちなみに筆者はしょっちゅうあります)
面白いモノを作るプロが作った
超面白い最新のコンテンツを、
いつでも無料(または定額)で利用できる。
以上が、皆さんがスマホアプリに見い出す「面白さの正体」の一端です。
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② 学校の授業が面白くない理由
ここまでの考えを踏まえると、学校の授業は皆さんを楽しませることを主とした目的で作られていないという対比構造が浮かびあがってきます。
たとえば、皆さんの手元にある歴史の教科書を思い浮かべてみてください。
読んでいてワクワクしますか?しませんよね? 少なくとも中高生当時の筆者は全然ワクワクしませんでした。
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本来、歴史の学習内容は私たちがワクワクする要素のカタマリであるはずです。
全世界を舞台とする壮大なストーリー、時代や地域を超えた数々の伏線の回収劇、さらに国家間の心理戦や巨大な謀略が交錯する、いわばスケールが超デカい大河ドラマ!
歴史の授業とは即ち、私たちの現実世界につながる「数千年規模の激アツ展開」の名場面だけを切り抜いた、壮大なドキュメンタリーなのです。普通に考えてこれが面白くないわけがない......のですが、実際はちっとも面白くありません。※筆者個人の感想です
理由は明白で、せっかくコンテンツは面白いのに、"公式ガイドブック"である教科書は無味乾燥な文章と年表でほとんど埋め尽くされてます。
さらに、歴史に対する興味・関心のきっかけにつながりそうな別冊の資料集も、授業日数が足りないのか授業で活用されることはほとんどありません。絶対に使ったほうがいいと思うんですけどね。
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これらの結果、重要語句と年号の暗記作業が歴史学習の大部分を占めることになり、今や多くの人にとって「歴史=テストの前に年表や用語集をひたすら覚える教科」として認知されています。悲しい......
今回は「歴史」を引き合いに出しましたが、文系・理系を問わず他の教科においても概ね似たような状況であると言えそうです。
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どうしてこうなるのか
これには全ての学校で用いられるツールとして"宿命的"な理由があります。
「社会情勢等に配慮しつつ、現時点で"客観的・学問的に正しい"とされる出来事や自然法則を簡潔にまとめたモノ」
それが、皆さんが日々悪戦苦闘している全ての科目に共通した「検定教科書」の正体だからです。
早い話が「内容を勝手に面白おかしく盛っちゃダメだよ」ってこと。
織田信長や沖田総司を美少女にしていいのも、三日月宗近や和泉守兼定(刀剣)を勝手に擬人化していいのも、諸葛亮孔明が扇に乗って空を飛んでビームを打っていいのも、全て教科書の外だけです。
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学校の教科書は、皆さんにコンテンツ本来の魅力を伝えて積極的な利用継続を促す目的で作られたものではなく、スマホアプリやゲームの成り立ちとは本質的に異なると言えます。
言ってみれば最初から味のしないガムみたいなもの。
娯楽コンテンツが少なかった"一昔前"ならば多少は楽しめたかもしれませんが、スマホを標準装備して令和の時代をサバイバルしている皆さんにとっては全く物足りないはず。
特に何の味もしない食材(教科書)を元にしたしょぼいサービス(学校の授業)に対してモチベーションが上がらないのもやはり、当然のことなのです。
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つまらなさの唯一の解消法
「指導担当する教師が、教科書にストーリー性を与える」
学校教科書がコンテンツの持つ本来の面白さを取り戻すには、この方法しかありません。
いわゆる"フラグ回収的な物語展開"は、今も昔も多くの人に愛されています。
これは日々の学習体験にもおいても同様で、既習のテーマと進出単元とのつながりを再発見し意識させるという観点で大いに活用することができます。
もし「学校の勉強はつまらないけど、何かしら好きな科目はある」という方がいたら、少し振り返ってみてください。
歴史に限らず、数学でも英語でもこれまで出会った先生の中に臨場感とストーリー性あふれる、フラグ回収が上手い授業を実践できた方がいたのではないでしょうか?
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つまらなさを加速させる要因
しかし当然のことですが、学校の先生は担当生徒を楽しませるプロではありません。
彼らはあくまで「文部科学省が指定する学習指導要領に基づいた授業を一定以上の品質で提供する」ことに関するプロです。
学校教員の業務負担量が社会問題になっている昨今の情勢を踏まえると、生徒の学習体験を向上させるための研修プログラム等が今後実施される見込みはあまり高くないでしょう。
学校授業の品質に関する懸念要素はもう一点あります。
皆さんが日々の授業を楽しめているかどうか(満足度)は、一部の私立校を除いて教員の人事的評価にほとんど影響しないという点です。
「サービス利用者(=生徒)の満足度を高める」いう要素が業務の評価軸に存在しない以上、仕事としての優先順位は自ずと下がるわけです。
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学校の授業が楽しくなる条件
以上のことから、皆さんの学校の授業が楽しくなる条件が導き出されます。
教育者として就業意識が高く
さらにサービス精神も旺盛で
体力と気力のある担当教員と
偶然出会えるかどうか
......です。
あまり好ましくない表現ではありますが、まさに"教員ガチャ"。
ゲームアプリのように何度もリセマラして自分と相性の良い教師が出るまでやり直す......なんてことができれば良いのですが、当然そうもいきません。
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ここまでをまとめると、学校の勉強が面白くない原因は、第一に「コンテンツのもつ本来の魅力を活かせない検定教科書の仕様および授業構成」にありそうです。
さらに、そのツマラナイ教科書を基にして「人を楽しませるプロフェッショナルではない人間が授業する」ため、それなりに高い確率で面白くないサービス(授業)が生まれてしまうというカラクリです。
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だからといって、学校の授業時間を蔑ろにするようなことは決してオススメしません。
ざっくり計算しても、皆さんが1年間で過ごすことになる学校の授業時間は「一日6時間 × 週5日 × 大体40週前後 ≒ 1200時間(+補講等)」にのぼります。
授業時間の過ごし方次第で、受験学年を迎える頃には挽回困難なレベルの実力差がついてしまうのは火を見るより明らかです。
毎日の授業がつまらない原因はどうあれ、あとになって負担を強いられるのは皆さんなのです。 何かこう、理不尽というか、悔しくないですか?
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③ 面白くない授業の活用方法
学校の授業のような「集団講義形式のコンテンツ」をうまく利用する方法はいくつかありますが、なかでもコスパ・タイパの面からみて最高効率の方法を紹介します。
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つまらない授業は"復習の時間"にしよう
具体的には「反転学習」という手法で、新出単元の基礎事項をあらかじめ身につけておく学習スタイルの習慣化を目指します。
もちろん事前の予習段階でカンペキに習得しておく必要はなく、各単元の導入部の基本理解と数問程度の例題演習を行うのみでOKです。
一見なんの変哲もない予習サイクルに感じられますが、このような最低限の事前知識の有無が、講義形式の授業を利用する際には天と地ほどの学習理解の差を生むことになります。
事前に授業内容の概要を把握しておくことで、先ほど解説した"フラグ回収"の発想が生きてきます。
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具体的な予習方法については、映像授業を活用するのが時間効率的に最もオススメです。
個人で利用可能なサービスであれば、月額定額制のスタディサプリは良質な授業コンテンツが揃っていますし、学習塾専用のコンテンツですがベリタス・アカデミーなども非常に使い心地が良くてオススメです。
「それって学校の授業と同じでつまらないんじゃ......?」と想像した方もいるかもしれませんが、幸いなことに全く"別モノ"です。
映像授業を担当している講師陣の多くは、紛れもなく受講生を楽しませつつ指導するプロフェッショナルです。学校の先生と違って授業がわかりやすく・かつ面白くなければあっという間に失業してしまいます。
アプリ開発者たちと同様、サービスの質が自身の生活と直結している分、授業スキルにおいて「圧倒的な差がある」と言っても差し支えないでしょう。
「中学のころ通っていた塾の先生は厳しかったけど、授業はとても分かりやすくて結構楽しかった!」という声をよく聞きます。皆さんはどうですか?
ちなみに「映像授業を一度試してみたことがあるけど、眠くなってしまい自分には合わなかった......」という人は、ぜひこちらの解説動画(YouTube)をご覧ください。
(※当記事読了後に視聴したい方は、この記事の末尾にも同様のリンクがあります)
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映像授業の活用方法
映像コンテンツを利用するメリットはその運用の手軽さです。
解説動画を再生して各単元の全体的なイメージと要点を把握し、付属の例題演習を数問こなす。
たったこれだけ。特に新しい単元の導入部などは歴然で、学校であれば先生の説明を1〜2時間かけて延々と聞かされがちですが、映像授業なら30〜40分程度で、しかも例題演習までセットで終えられます。
先ほど紹介した動画(映像授業だと眠くなるやつ)の中でも述べているとおり、紛れもなく現代における最強のサポートアイテムです。
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具体的な活用事例
当塾で採用している映像授業コンテンツ「ベリタス・アカデミー」の場合、一人ひとりの志望校や達成目標に合わせて全ての受験科目を短時間で予習・復習できます。
たとえば高校生で、数学Ⅰの「二次関数」で苦戦した(している)人は少なくないでしょう。筆者も当時かなり苦労した記憶があります。
学校の授業では大体1.5〜2ヶ月前後を要する分野ですが、学習範囲が広くて予習はおろかテスト前に復習するだけでもなかなか大変です。
ここで反転学習を活用しましょう。ベリタスの「数学α講座ⅠA」を毎日30分ずつ視聴すればわずか25日間(※)で定期テスト対策と入試基礎レベルの演習が完了できます。
(※) 等倍再生時の視聴終了時間を参考にしていますが、当塾の推奨環境である1.4〜1.7倍速再生を活用することで実際に要する期間はもっと短縮できます
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さらに、学校の授業を「復習サイクル」で受講することで授業時間中に課題ワーク(4STEPやサクシード等)の基本演習を進めることも十分可能です。
ここまで来れば、定期テスト前に試験範囲のワークの解説冊子をひたすら写し続ける不毛な時間とは永久にサヨナラできます。
「家に帰ってから毎日30分かぁ......私には続かなさそう」と感じたそこの君。
塾外での勉強習慣形成にコミットする当塾と相性がいいかもしれませんので、当塾の映像授業と個別指導の無料体験をぜひご検討ください(宣伝)
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活用時の注意点
反転学習を長続きさせるコツは「はじめは1〜2科目に絞って実施すること」です。
映像授業は確かに強力なアイテムですが、ドラクエの装備品のように「身につけた途端、いきなり攻撃力が上がる」ような類のものではありません。
どんなに便利な道具でも、十分な効果を発揮するまで継続できなければ無価値です。
特に、現時点で日常的な予習・復習の習慣がついていない人であればかならず「1科目」に絞ってスタートしましょう。
しばらく様子を見て、反転学習の効果がある程度実感できるようになってから他科目へと拡大させていくのがオススメです。
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授業時間の活用方法について
先ほどの活用事例のなかでも触れたように、学校指定(なければ市販の)問題集を机上に置いて、授業内容と並行して同じ単元の問題を解くことを推奨します。テスト前の提出課題がこのタイミングで半分くらい終わっていれば最高です。
先生が説明している内容を補完しながら予習内容のアウトプットを並行できるので、時間あたりの勉強効率が飛躍的に向上するでしょう。
「この先生、相変わらず回りくどい説明の仕方してんなぁ...あ、でも今のとこは映像の授業と言い回しが違ったぞ?やっぱ両方聞くときちんと解釈が追いつくなぁ。」
上記のように、次第に慣れてくると原作のマンガを知っている実写化映画を見ている感覚で学校の授業を活用できるようになります。
原作の展開をある程度知っているからこそ、実写版の"オリジナル展開"を少しハラハラしながら視聴できるくらいになれば完璧ですね。
そのように考えてみると、学校課題以外の予習習慣を身につけるのも案外悪くなさそうに思えてきたのではないでしょうか?
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塾のサポートはあったほうがいい?
勉強習慣を今後確実に身につけたいのであれば、学習塾を活用するのは有力な手段です。大学受験するのであれば、勉強習慣なんて"基本のキ"ですからね。
塾の「一番良い通いどき」は、皆さん自身が「塾のサポートがあった方が助かるなぁ〜」と感じた瞬間だというのが私個人の考えですが、サポートが必要な状況が迫ってから塾を探し始めるのはオススメしません。
というのも「早く決めなきゃ...!!」という焦りから、皆さんの本来のニーズと合わない塾を選んでしまうリスクが高まります。大きな買い物ほど、急いでる時に大損をしがちです。
時間的・メンタル的に割と余裕のあるうちに、Googleマップ等を活用して近所の塾を数件ピックアップして実際に無料学習相談を受けてみることをオススメします。
「なんかここ良さそうだな〜」と感じた学習塾があれば事前にマークしておくことで、半年後あるいは一年後に再度問い合わせた際にスムーズに話が進みます。
学習塾によってサービスの内容や指導方針、年間あたりの受講費用など大きく異なります。自分のタイプに合った学習環境を、スケジュールに余裕を持って探してみてください。
この記事をお読みいただいた皆さんが、それぞれの学校の授業をうまく活用して、充実した高校生活を過ごせるよう心から応援しています。
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まとめ
できることなら、ずっと面白いものだけに囲まれて過ごしたいですよね。
しかし前半パートで解説したように「簡単に手に入る面白いもの」の大半は、皆さん自身の利益のために設計されたものではありません。
それらは面白いサービスを作り出すプロ集団が、皆さんのお金や時間、個人情報等を集めるために開発した、極めて魅惑的で巧妙な商業システムです。
代わって、今の皆さんにとって「将来の役に立つモノ」というのは、一見面白みがなさそうに見えるかもしれません。
ですが教科書や授業に対する見方や付き合い方を少し変えてみるだけで、今までの勉強に対する気怠さや嫌悪感から解放され、いくらか前向きな学校生活が過ごせるようになるかもしれません。
「思い通りに成績が伸びると、勉強は少しだけ楽しくなる。」
当塾(ライブラ京橋校)が掲げる指導ポリシーです。
▶︎ 第一志望に現役合格したいが、何からすればいいか分からない
▶︎ 大学に進みたいと思ってはいるが、なかなか目標が定まらない
▶︎ 部活やアルバイトで忙しいので、なるべく勉強効率を高めたい
上記のような悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。当ブログの中の人が、皆さんの日々の勉強の最適化をお手伝いします。
またYouTubeチャンネルを開設していますので、本記事が面白かったという方は是非ご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※記事中で紹介しておりました動画のリンクはこちら
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